研究開発

当社は発足以来、長年培われてきた独自の技術で薄葉紙・特殊紙・機能品事業に磨きをかけ、これまでユーザー・メーカー各社との情報交換や技術交流を通じて、様々なご要望に適合した高機能製品を世に送り出して参りました。こうして生まれた当社の特殊紙は、そのほとんどがオンリーワンの特注品です。
日本製紙パピリアはお客様の多様なニーズに合致した多品種小ロットの機能性ある製品をお届けいたします。

120余年に及ぶ実績に裏付けされた技術をいかし、プラスαの機能を付与することでこれまでの紙のカテゴリーを超える。そんなテーマに取り組み続けてきました。木材パルプ・非木材パルプ・セルロース繊維・合成繊維・合成パルプ…使える材料の組合せは自在です。
抄造技術に加え、含浸加工・塗工・熱加工・エンボス（クレープ）加工など、加工方法は実に多様です。
これらの技術を駆使して新たな機能付与を行うとともに、品質の安定性や安全性といった高度な要請にお応えしてまいります。

1992年わが国製紙業界の先陣を切って、吹田工場が品質マネジメントに関わる国際規格ISO9001の認証を取得。続いて原田工場・高知工場も取得し、全社レベルでの品質保証体制が製品にお寄せいただく信頼の裏付けとなっています。
また、各工場の生産設備全般にわたる省エネルギー化も推進。3工場とも環境マネジメントに関わるISO14001の認証を取得し、さらに高知工場は食品安全マネジメントに関わるISO22000の認証も取得しています。

多品種・小ロット高品質のニーズをキメ細やかに汲んでいく。ニッチなマーケットへ、積極的な製品提案を行っていく。それが日本製紙パピリアの事業スタンスです。
紙厚・強度・寸法・機能など、ご要望に合わせてご提案させていただきます。新たな機能を紙に付与したい、新たな素材を紙に活用したい、紙でこんなことはできないか、というお問い合わせもお待ちしています。また、当社の設備や技術を用いた開発・研究にも可能な限りご協力させて頂きます。共同開発のご相談もお待ちしております。