粉を紙にしてしまう、はなれワザです。

粉(パウダー)を紙のように扱えれば、その利便性は計り知れません。 チョコレートの原料のカカオ豆は、16世紀にメキシコからスペイン人が持ち帰り、飲み物としてヨーロッパに広まりました。今でいうココアがそれにあたります。現在のチョコレートができたのは、19世紀。アメリカでココアパウダーを固形の板状にする製法が開発されて販売されました。ポケットやバッグにも入る板チョコは、爆発的にヒットしました。
薄く、軽く、持ち運びに便利なのが紙の特性。私たち日本製紙パピリアも、粉をシート化しました。まるで1枚の紙のように扱えるのがこの「パウダーペーパー」です。そのぬくもりや気持ちのいい手触りも、大きな魅力です。
もし、化粧品のように、女性が絶えず持ち歩き、肌に塗ったり、つけたりする粉をシート状にできたら…? 「パウダーペーパー」が実現したもののひとつに、こうした声があります。

紙から粉をはがし、粉を他の場所に移すという発想で、様々な用途にお応えします。 化粧品を想定した場合、粉状のものをシート化し、持ち運びやすくするだけでなく、紙から粉をはがし、肌に転移させる機能を持たせることができます。
そこで、粉を紙にコーティングする技術が求められるわけですが、ある程度の力や摩擦が加われば、紙から剥離できるような接着方法が必要になります。かといって、弱い接着では、持ち運んでいるときに粉がはがれ落ちてしまいます。
日本製紙パピリアの「パウダーペーパー」の特長は、粉の付着と剥離を調節していることです。“どんな場所に、どれだけの力で、どれだけの量を剥離させ、移すことができるか”を調節しているのです。例として化粧品をあげましたが、用途展開は様々に考えられます。

粉と紙の組合せで、機能を増やすことができます。 紙はしなやかです。転移させる対象が、どんなに複雑な形態をしていても、はがした粉を、すみずみまで塗ったり、付着させたりすることができます。
また、水や油がしみ込むという紙の特性をいかし、それぞれの用途に応じた紙を組み合わせることができます。粉に紙の特性をプラスすることで、その機能を増やすことができるのです。
さらにシート状ですからダイレクトメールへの封入や出版物へのとじ込みもできます。
天然の素材を使用していますから、安心して使えます。

求められた質と量を求められた紙にシート化して、満足していただきます。 私たち日本製紙パピリアは、お客様のパウダー状の製品を、求められた質と、求められた量で、シート化できます。
「こういったパウダーを、こんな紙に付着させることができないか?」というご要望に、私たちはこれまで培ってきた技術と開発力でお応えします。「もっとやわらかい紙」「もっとコシのある紙」…。お客様のニーズにあった紙を納得のゆくまで選んでいただくこともできます。お客様のご要望に応じより良いものをつくるために、私たちは挑戦しつづけます。

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