生分解性プラスチックと、
紙との二重奏。

紙に他の優れた素材を組み合わせて、お互いの性能を高めるという発想です。 たとえば、ピアノの旋律に、ヴァイオリンの繊細な音色が合わさると、聴く人の魂を大きく揺さぶる演奏となります。紙も同じように他の素材との二重奏によって新たな機能を発揮することができます。そのためには熟練の技が求められることはいうまでもありません。
文字を書いたり、印刷したりするための情報媒体として広く使用されている紙は、厚さ、重さ、通気性、硬さ、柔らかさといった特性の幅に広さがあり、加工しやすさをもった素材です。また、木材パルプという天然素材でできているために環境負荷の少ない素材といえます。
この天然素材に、他の特性をもつ素材をあわせれば、豊かな未来が奏でられると、私たち日本製紙パピリアは確信したのです。

環境にやさしい紙と、生分解性プラスチックとのコラボレーションが実現。 紙は地球環境保全の重要なテーマのひとつである廃棄物の問題を解消できる素材です。環境にやさしい紙にフィルム並の強度や耐水性を与えることができないか、と考えて選んだベストパートナーが「生分解性プラスチック」でした。この素材は、土の中や海水中などの自然界に放置しておくと、微生物によって水と炭酸ガスに分解されてしまう特性があります。
紙と生分解性プラスチックを複合させて生まれたのが「環境調和紙」です。

複合技術で、お客様のあらゆるニーズにあった新機能を生み出します。 紙と生分解性プラスチックを貼り合わせることで、紙が持っていなかった特性が得られました。
もう一つの複合技術は混抄(こんしょう)です。混抄とは異なる複数の原料を混ぜ抄紙する技術で、木材繊維と生分解性プラスチック繊維を混ぜて抄くことにより、新たな「環境調和紙」が生まれたのです。
紙の製造を熟知した日本製紙パピリアの技術をもとに、お客様のニーズに合った機能を生み出すことができます。

厳しい品質要求と時代のニーズが、日本製紙パピリアの技術を磨き、新しい製品を世に送っています。 日本製紙パピリアは、お客様のご要望に、複合技術で応えつつ、そこから様々なヒントを得て、研究と製品開発に反映させてきました。紙のエキスパートである日本製紙パピリアだから、できたといえます。
「環境調和紙」は、お客様の厳しい品質要求の賜物です。注文に合わせた特別な機能を付加するとともに、自然分解するまでの時間を調節できる製品もあります。
「環境調和紙」は、廃棄物処理の省力化を目的とした分野で活躍できる製品です。
用途やアイデアによって、ますます新しい機能を備えるようになるでしょう。

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